世界の白樺の樹液
日本
白樺の樹液は、アイヌ語で「タッニワッカ」と呼ばれ、アイヌの人々は健康飲料としてそのまま飲料したり、調理用としていました。
韓国
南部の智異山では、早春に、秋の豊作を祈って「藥水祭」を行い、神に供えた後、徹夜で飲み合います。翌朝樹液で炊いたご飯を賞味します。
フィンランド
白樺は山火事などの後に、最初に生え、雜木林を育てていくことから「マザーツリー」と呼ばれています。樹液やサウナの枝、樹皮のバッグなど国民に広く親しまれています。
ロシア
雪解けの頃、近郊の森に出かけ、みずみずしい樹液を飲む習慣が、モスクワの人々にも殘っており、「これこそ百薬の長だと今でも信じている」と報道されています。