2008年3月7日、松山農場にBBC放送のスタッフ2名(男性はディレクター、女性はプロダクションマネージャー)と日本人通訳の女性1人の合計3人がイギリスから来ました。来場の理由は、イギリスでも大人気の日本人作家、村上春樹氏のドキュメンタリー番組を制作するためとのこと。彼の初期の作品で、もっとも人気のある「羊をめぐる冒険」の舞台として、どうやら松山農場とファームイン・トントをとらえ、其のイメージフィルムを撮影しに来たようです。
 さて、わたくしは、以前、ホームページ上で、「羊をめぐる冒険」は、松山農場がモデルではないかと申し上げたことがありました。その時、4つの証拠から成り立っていると申し上げました。その後、さらに、この地には、16の滝があること(文中では、12の滝)や、「写真には、羊の群れと草原が写っていた。草原がとぎれる当たりには白樺の林が連なっている。(中略・・)季節は春のように見えた。背後の山の頂にはまだ雪が残っていた。」
(文中)などの共通点の発見があり、あまりにも共通点がありすぎて怖くなったほどです。
 いずれにしても、BBC放送が、その観点から、私どもの松山農場をとりあげてくれたことは光栄の至りです。2日間丁寧に、撮影されて、スタッフはお帰りになりました。聞くところによると、もう3週間日本に滞在されているとか。お2人とも、トント滞在中は、英訳の「羊をめぐる冒険」である「AWild Sheep Chase」をずっと読んでらっしゃいました。8月イギリスで放送予定とのことですが、NHK-BSでの放送はないかもしれません。(続く)

松山農場   柳生 佳樹