現在の日本の羊の全頭数は16300頭くらいです(1998年調査)。2002年の現在に至っては当時より減少していると思われます。
 戦前から前後にかけて飼育農家も飼育頭数も大いに増加しました。それは旧日本軍の寒地での防寒着として羊の毛が必要だったからです。しかし、1976年には10190頭になり、それから1990年がピークで30700頭になりましたが、やはり採算が合わないということで、現在観光牧場中心に細々と飼育されている状態です。
 日本には意外に羊って少ないんですよね・・・。
 羊という家畜の特徴は、なんといっても、その利用度の広さをいえます。衣食住に関する事で考えると、「衣」については、羊毛がセーターとか、背広の原料になり、「食」については、肉と乳がありますし、「住」についてはモンゴルのパオになります。
 このように「衣食住」すべてに充当するのは、羊とカシミヤ山羊くらいでしょう。ですから、この羊という家畜を利用することは、自給自足への最も近道といえます。もっとも、パオで北海道の冬の雪と寒さを防ぐのは並大抵のことではありませんが・・・。ただ、この利用度の高い家畜について関心を持つことはある意味「最先端の生き方」ともいえるのではないでしょうか。
 是非、松山農場で、可愛く素晴らしい羊達に出会ってください。